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Image by Rajesh Mishra

Vedaについて

Veda(ヴェーダ)とは、インド発祥の伝統思想であり哲学。

さまざまなインドに根付く宗教と密接に関わっており、その慣習は今日まで続いています。

「知識」と訳されるヴェーダは、そもそもこの世界はどのようにして創られたのか、宇宙とは一体なにで、私たちは人間とはなんなのか。

生命とは・・といった世界の構造について述べられています。

例えば私たちが家電製品を購入してまず最初に使い始めるときには "取り扱い説明書" を参考にするように、

宇宙を創った神々によって宇宙の取り扱い説明書が作られました。

​それにあたるのがヴェーダです。

​​

日々過ごす中で楽しいことも大変なことも起こりますね。本当にいろいろあります。

だからこそ困ったときには一度立ち止まって、"取説" を見れば良いのです。

作り手(創造主)が使い手(私たち)に与えた、あらゆる道具をより快適に使いこなす最大の教えです。

​故障の恐れがあったら取説を未漁り、改善方法を探せば良いのです。

創造主が私たちに与えた取説を一緒に読み解いて、その真理を悟り、人生をより快適に心地よく生きていきませんか?

ヴェーダ教典には大きく分けて二種類あります。

シュルティ(天啓聖典)とスムリティ(聖伝書)です。

 

シュルティは賢者(リシ)と呼ばれる古来の聖人たちが、自身の深い瞑想を通して大宇宙から受け取った啓示をダウンロードした

"普遍的真理" (サナータナダルマ=万人共通の永遠で最大の義務)です。

 

これらの叡智は長い間、口伝によってのみ継承されてきました。

その後紀元前1000年頃〜紀元前500年頃に聖仙ヴィヤーサによって4つに分類され編纂されました。

 

それが、

 

リグ・ヴェーダ(神々への賛歌)

サーマ・ヴェーダ(賛歌の詠唱方法)

ヤジュル・ヴェーダ(祭祀で述べられる言葉の意味)

アタルヴァ・ヴェーダ(呪法や医術など)

 

と呼ばれるものです。

一方スムリティは古来のリシたちによって書き記されたたもの。

スムリティの中にはヴェーダを学ぶのに必要な補助学であるヴェーダンガと呼ばれる6つの学問があります。

音声(シクシャー)

祭式(カルパ)

文法(ヴィヤーカラナ)

語源(ニルクタ)

韻律(チャンダス)

天文(ジョーティッシュ)

※「マヌ法典」やインドの二代叙事詩である『ラーマーヤナ』や​『マハーバーラタ』などもスムリティに含まれます。

Image by Alain Bonnardeaux
Image by ADITYA PRAKASH

ヨガについてもっと深く

ヴェーダやヨガを学ぶと新たに知る単語がたくさんあります。

​ここでは、重要ワード&知っておくと何かと便利、また日々の暮らしがちょっと楽になる単語をピックアップしてまとめています。

​各項目については順次更新中!

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